打ち合い必至の大一番 熱戦の予感漂うJ1首位川崎と3位浦和の等々力決戦!
体調万全の川崎と疲労が気になる浦和
攻撃力を武器としたチーム同士による首位決戦が迫った。24日のJ1ファーストステージ第8節で、現在首位の川崎フロンターレと、勝ち点1差で追う3位の浦和レッズが対戦する。
川崎は、前節の“多摩川クラシコ”と呼ばれるFC東京との一戦を4-2で勝利。そのゲームを発熱で出場回避したU-23日本代表MF大島僚太と、終了間際に負傷した元日本代表FW大久保嘉人は、すでに戦列復帰を果たしているため浦和戦への出場に支障はない。20日のヤマザキナビスコカップ柏戦では主力MF中村憲剛、FW小林悠をベンチスタートにしていることからも、この浦和戦には調整万 全で臨めるのがアドバンテージになるだろう。
その一方で、FW森本貴幸やU-23日本代表MF原川力は負傷欠場が見込まれるため、ベンチメンバーはやや手薄になる。ユーティリティープレーヤーのMF森谷賢太郎が交代策での切り札になりそうだ。
一方の浦和は、20日にシドニーFCと敵地で戦い、0-0で引き分けた。その結果、AFCチャンピオンズリーグの決勝トーナメント進出を決めた。川崎とは同じ中3日だが、長距離移動と主力メンバーを酷使したゲームの後という点ではコンディション面の不安も大きい。シドニーFC戦を出場停止によって欠場したDF森脇良太と、遠征を回避したMF宇賀神友弥が周囲をカバーするような運動量を出せるかが一つのポイントになる。