香川が勝ち取ったドルトムント指揮官の揺るがぬ信頼 ベンチ予想から一転先発出場へ

5試合連続先発出場か!?

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、23日に行われるシュツットガルト戦で公式戦5戦連続の先発出場を果たす可能性が浮上した。クラブの公式サイトが、この試合の予想先発を公開している。

 香川は華麗なループシュートで先制点を決めた10日のシャルケ戦(2-2)から公式戦4戦連続先発出場を続けている。トーマス・トゥヘル監督は、このところ3バックシステムの採用を含めて、毎試合流動的なシステムや戦術を使い分けてきた。一時はレギュラー落ちを経験した香川だが、指揮官の要求にも徐々に適応し始め、完全に信頼を取り戻したようだ。香川はリー グ戦最近5試合で3得点1アシストと躍動している上に、豊富な運動量と守備での貢献も高く評価されている。

 独地元メディアの予想ではベンチスタートと見られていたが、クラブ公式サイトでは先発の可能性が伝えられている。足を打撲したドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが欠場となるようで、香川はMFゴンサロ・カストロとともに4-3-3のインサイドハーフに入ると見られている。

 主力の主将DFマッツ・フンメルスやMFマルコ・ロイスはベンチスタートが濃厚だ。前線では17歳のアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチや右足指の剥離骨折で離脱中のFWピエール=エメリク・オーバメヤンの代役として好調のFWアドリアン・ラモスの起用なども予想されている。

 

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