ミラン本田の更なる苦境 ブロッキ新政権で19歳のアルゼンチン人MFよりも序列が下だった!

ボランチで新鋭マウリの先発率は7割

 前節カルピ戦で途中出場後、可能性のあるプレーを見せた19歳のアルゼンチン人MFマウリは今季ミラン加入後、ほとんど出番がなかった。だが、わずか1試合でマウリは本田よりも順列を上げたとガゼッタ紙は分析している。

 FWマリオ・バロテッリが出場停止の前線は、FWカルロス・バッカとFWジェレミー・メネズの2トップになると予想されている。

 また、ベンチメンバーに目を向けるとFWルイス・アドリアーノとMFアンドレア・ベルトラッチの負傷が長引いているために、ミランの選手層の薄さが浮き彫りになっている。中盤から前線で交代起用する選手は、本田とマウリのベンチスタートになった選手と、MFケビン=プリンス・ボアテング、前節デビューの新鋭MFマヌエル・ロカテッリ、MFアンドレア・ポーリくらいしか見当たらない。純粋なFWは一人もおらず、リードを許すような展開になれば選手交代でリズムを変えるのは難しい作業になる。

 果たしてブロッキ体制で初となる本田は試合の最初からピッチに立つチャンスを得られるのか。そして、自らの存在をアピールすることができるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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