吉田麻也は「何度も困難に陥った」 ハーフタイム交代の“屈辱”に伊メディア低評価
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強豪ラツィオ戦に先発も失点に関与、持ち前の安定感は影を潜める
イタリア・セリエAのサンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也は、現地時間20日に行われたリーグ第23節の強豪ラツィオ戦(0-1)にスタメン出場したが前半のみで交代なった。イタリアメディアからは「吉田は悪かった」と厳しい評価を下されている。
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スタメン出場した吉田は右のセンターバックを務めたがラツィオの攻撃に苦戦。前半24分にMFルイス・アルベルトにゴールを許したシーンでは、左右に反転させられた末にシュートブロックに入ったものの、失点を免れられなかった。
相手の攻勢を受ける中で持ち前の安定感は影を潜め、イタリア代表FWチーロ・インモービレとの駆け引きで背後を取られ、決定機を作られた場面も。最終的にMFホアキン・コレアのシュートをギリギリのところでブロックしたものの、“マッチポンプ”になった感は否めなかった。
イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、吉田について「吉田は悪かった」との採点タイトルをつけ「5点」と厳しく評価。「日本人DFは、ラツィオのショートパス、ロングボール両方の場面で何度も困難に陥った」とされた。
同国サッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」も吉田を「5.5点」と低めに評価。「GKの逆を取る形になってしまったシュートブロックは不運だった」と、失点場面のブロックを擁護している。
強豪相手に勝ち点1でも欲しいゲームだったが、吉田はハーフタイムで交代という悔しい結果になってしまった。レギュラー争いも激化するなかで、チームにも吉田にも痛い一戦になってしまった。
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