ジダン監督への強行直訴実らず オーバーヘッドで負傷ロナウドがラージョ戦で今季リーグ初欠場

「試合出場を希望したが…」

 チームと個人タイトルの掛かる最終盤で、ロナウドはジダン監督に出場を直訴したという。「彼は試合に出ることを希望した。だが、不可能だとわかっていた。前節に違和感を感じた。今は火曜日の試合に集中しなければいけない。明日が決勝戦でもプレーするとは思わない。あまりにもリスクが多すぎる」と指揮官は明かしている。

 それでも、故障知らずの鉄人に休養を説得したカリスマは「シーズン終盤で疲労があるとは思わない。彼は大丈夫だ。この前のような故障は起こるものだ。彼が毎試合出場することに問題はない。それが彼の仕事で彼の望みでもある。それは監督にとって素晴らしいことだ。彼はチームにポジティブさをもたらしてくれる」と語った。

 絶対的エース不在で迎えるラージョ戦でも白星を挙げ、首位バルセロナと2位アトレチコ・マドリードにプレッシャーをかけるつもりだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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