“世界王者”バイエルン撃破 鎌田、殊勲の1ゴール1アシストに称賛「サムライが大暴れ」
チーム得点王のアンドレ・シルバが欠場したなかで全ゴールに絡む活躍
フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は、現地時間20日のブンデスリーガ第22節バイエルン戦に先発出場。1得点1アシストの大活躍で、2-1と“世界王者”を破る立役者となった。クラブ公式ツイッターも「サムライが大暴れ」と称えている。
フランクフルトは今季18ゴールを挙げているポルトガル代表FWアンドレ・シルバが背中の故障で欠場。ポイントゲッターを欠くなかで、火を噴いたのが鎌田だった。
前半12分、左サイドからペナルティーエリア内に侵入したセルビア代表MFフィリップ・コスティッチの折り返しに合わせ、鎌田もゴール前へ。難しいバウンドながら冷静に右足でシュートを放ち、名手マヌエル・ノイアーもノーチャンスの一撃をゴール右隅に流し込んだ。
フランクフルトはさらに前半31分、鎌田のパスからドイツ代表MFアミン・ユネスが強烈な右足シュートを突き刺して追加点。後半8分に相手FWロベルト・レバンドフスキに1点を返されたが、FIFAクラブワールドカップを制した“世界一”のバイエルン相手に2-1で逃げ切った。
フランクフルト公式ツイッター日本語版は、「エースが不在ならサムライが大暴れ」と鎌田を称賛。ファンからも「神!今一番フランクフルトが熱い!」「バケモノだろ」「えぐい」と驚きの声が上がった。テレビチャンネル「Eleven Sports」公式インスタグラムも「アンドレ・シルバがいなくても、ダイチ・カマダがいる」とその活躍を伝えていた。
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