WEリーグ参入の大宮Vが始動 鮫島がサポーターにメッセージ「一緒に戦ってください」
女子新チームとして設立され、20日からチーム練習をスタート
2021年9月にスタートする日本初の女子プロサッカー「WEリーグ」に参入予定の大宮アルディージャVENTUS(大宮V)が20日、さいたま市の秋葉の森総合公園サッカー場で初練習(完全非公開)を行った。
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女子新チームとして設立された大宮Vは、2月6日に顔合わせや新体制発表記者会見などを行い、20日にチーム練習を開始。各自が積極的にコミュニケーションを図りながら、終始にぎやかな雰囲気で約90分間のトレーニングを行った。
INAC神戸レオネッサから加入したベテランのDF鮫島彩は、初練習を終えて、「サッカーをこうやってチームでやること自体が久々だったので、みんなとボールが蹴れて楽しかったです」と感想を述べた。また、ファン・サポーターに向けては「まだ始まったばかりのチームですが、皆さんと一緒に良いチームを作っていければと思います。ぜひ一緒に戦ってください」とメッセージを送っている。
かつてなでしこジャパン(日本女子代表)を世界一に導いた経験を持つ佐々木則夫総監督は、「大宮アルディージャVENTUSはスタートしたばかりですが、ぜひ注目していただきたいです。皆さんの期待に沿えるように、サッカーのプレーはもちろんですが、もっともっとサポーターの皆さん、地域の皆さんに、女性の華やかさ、元気を送れるようにしていきたいと思いますので、ぜひVENTUSを応援してください」と語った。
大宮Vは鮫島のほかにも、DF有吉佐織、MF阪口夢穂、MF仲田歩夢、GKスタンボー華ら注目選手が加入。今後は4月から開催される「2021 WEリーグ プレシーズンマッチ」に出場予定だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)