危機的状況のレアル、ベンゼマも負傷離脱 現地紙が嘆き節「誰が得点を決める?」
公式戦17得点のエースがコンディション不良で離脱、CLアタランタ戦も出場危機
負傷者続出中のレアル・マドリードで、新たにエースFWカリム・ベンゼマがコンディション不良で戦線離脱となった。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のアタランタ戦という大一番を前に新たな問題が発生し、スペイン紙「マルカ」は「ベンゼマがいなかったら誰が得点を決めるのか?」と“白い巨人”の課題を指摘している。
【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信!‘;
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)が2018年夏に移籍後、不動のエースとしてチームを牽引しているベンゼマ。今季も公式戦28試合で17得点を決めていた。スペイン代表DFセルヒオ・ラモスの不在時にはキャプテンマークを巻いてプレーするなど、精神的支柱としても欠かせない存在だ。
しかし、ベンゼマは左足内転筋の負傷に加え、深刻なフィットネスの問題が発覚。負傷中のラモスやMFエデン・アザール、DFダニエル・カルバハルらとともに金曜日(19日)の練習を欠席。次節バジャドリード戦に加え、来週ミッドウィークに行われるCLアタランタ戦への出場も危ぶまれている。
そうなれば、ただでさえ主力選手の多くが不在のなかで、レアルはチーム最大の得点源を失うことになる。今季ベンゼマの次に得点しているのはブラジル代表MFカゼミーロで5点、ついでクロアチア代表MFルカ・モドリッチの4点とやや心許ない状況だ。スペイン紙「マルカ」は、「もしベンゼマがいなかったら、誰が得点を決めるのか?」と得点力の不安を指摘している。
シーズンも終盤戦に差しかかろうとしているなかで、野戦病院化しているレアル。ユース選手の引き上げでなんとか人員不足を補ってはいるものの、頼れるエースストライカーの穴を埋めるのはそう簡単ではないだろう。この危機的状況を乗り越えることはできるだろうか。
[ftp_del]
[/ftp_del]
(FOOTBALL ZONE編集部)