「現実世界の大空翼」 メッシ、宿敵レアル戦の“4人包囲網シーン”にスペイン紙再脚光
メッシの“4人包囲網シーン”と大空翼の“5人包囲網シーン”に「AS」紙が言及
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現代サッカーにおいて最も止めるのが難しい選手の1人だろう。対戦チームも複数人をかけて包囲網を敷くのがもはや常套手段となっているが、スペイン大手紙は過去に宿敵レアル・マドリード戦で4人に囲まれた瞬間を、人気漫画「キャプテン翼」の名シーンと照らし合わせている。
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「同じエネルギー」
スペイン紙「AS」公式インスタグラムがこう一言を添えて取り上げたのは、メッシが過去のレアル戦でプレーした際のワンシーン。ペナルティーアーク付近でボールを持ったメッシに対し、スペイン代表DFセルヒオ・ラモス、フランス代表DFラファエル・ヴァラン、ドイツ代表MFトニ・クロース、ブラジル代表MFカゼミーロとレアルは実力者4人を費やして止めにかかっている。
その比較対象となったのが、人気漫画「キャプテン翼」で主人公の大空翼が相手選手5人に囲まれるシーンだ。
現実の世界と漫画の世界、人数の違いこそあれど、“要注意人物”として徹底マークを受ける様子に、海外ファンは「サッカーの王様」「現実世界のオリベル・アトム(大空翼のスペイン版名)」とメッシを称賛。ただ、その一方で「ヴァランだけが彼を守っている」「ムバッペ・エナジー」など、プレッシャーの弱さや、16日に行われたCLでハットトリツクを達成したパリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペのほうが上だと主張する声も見受けられた。
例年ほどの圧倒的な支配力は見られないものの、リーガ・エスパニョーラ2位の15ゴールを記録しているメッシ。まだ33歳。これからも対戦相手にとって脅威の存在なのは間違いない。