メッシは「愛される資格がある」 バルサ新会長候補、主将慰留に向けたプランは?
ラポルタ氏はメッシが「全体の30%の収入を保証してくれる」と太鼓判
バルセロナの会長選で当選を目指しているジョアン・ラポルタ氏は、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの引き留めを公約の一つに掲げている。2010年以来の会長復帰を目指すなか、“メッシの扱い方”について持論を展開した。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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当初、バルサの会長選は1月に行われる予定だった。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、カタルーニャ州政府の通達を受けて延期。現在は3月7日に予定されており、今回は初めて郵便投票も認められることになった。
投票日を前に各候補者は、それぞれが就任するメリットをアピールしたいところ。ラポルタ氏は今季限りで契約満了を迎えるメッシが残留を望んでいることを強調し、「彼には愛情をかけることが重要だ」と、衛星放送「スカイスポーツ」イタリア版のインタビューで語っている。
「メッシとバルセロナの間にあったラブストーリーは、サッカー界で最も美しいものの一つだった。彼は愛されないといけないし、愛される資格がある。そして、彼は重要だと思ってもらえていると納得できる金銭面のオファーを受けなければいけない。だが、彼を突き動かすのは、お金ではない。私は彼のことをよく知っていて、彼といい関係を築いているし、とてもリスペクトをしている。彼は勝者であり、もう一度、バルセロナで勝ちたいと思っているんだ。私は、彼を残留させるためにあらゆることをする」
今年1月、メッシとバルセロナの契約内容が暴露され、5億5523万7629ユーロ(約708億円)が2017年から2021年6月までにバルサの10番に支払われると伝えられた。ラポルタ氏は「彼は、受け取っている以上のお金を作り出している。もっと多くね」と、報酬が正当であるとした。
「メッシへの報酬は、クラブの支出の全体の8%だ。だが、彼の存在は全体の30%の収入を保証してくれる。メッシはバルセロナにとって、とても有益なんだ。だが、最も重要なのは、彼が与えてくれる感情的な部分だ。男の子や女の子に『好きな選手は誰?』と聞けば、すぐに『メッシ』と返ってくる。それはプライスレスなんだよ」
メッシへの深い理解を示すラポルタ氏。会長に復帰すれば、メッシとバルセロナは再び輝きを取り戻すことができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)