王者川崎、主将DF谷口が”初陣”へ意欲「今年も強いと思ってもらえるゲームをしたい」

川崎の鬼木達監督【※画像はスクリーンショットです】
川崎の鬼木達監督【※画像はスクリーンショットです】

天皇杯決勝も戦い、オフが短かったなかで「頭の疲れがかなりあった」(鬼木監督)

 昨季は新型コロナウイルスの影響により、ほぼ半年間で1年分のリーグ戦を戦ったような過密日程だった。さらに天皇杯の決勝は今年1月1日でオフも短いなか、例年のように旅行に出かけたりするような過ごし方もできない。疲労の蓄積について、鬼木監督は「頭の疲れ」をキーワードにした。

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「休んでいる期間がそれほど多くなかったので、(コンディションが)落ちる量は少なく、トレーニングを始めた時に悪いとは感じなかった。明日100%の選手が何人いるかと言えば、まだまだだと思う。ただ、取り組む姿勢には100点をあげたい。コロナの影響で最も懸念しているのは、オフや休みは取れたけれども、本当に気持ちのところでリフレッシュできたわけではないと思うこと。頭の疲れがかなりあったと思うので、そこはシーズンが始まって進みながらでも見極めるのが私の仕事だと思っている」

 そうした例年との違いもありながら、川崎が求めるのは見ている人をワクワクさせるサッカー。谷口は「川崎フロンターレは、今年も日本のサッカー界を引っ張っていこうという強い思いでやっている。楽しみに待ってくれている方に、今年のフロンターレも強いと思ってもらえるようなゲームをしたい。そのくらい期待してもらって、それに応えられるように頑張りたい」と、力強い言葉を発した。

 昨季の絶対王者は、今シーズンの幕開けでもその強さを見せつけることになるのか。今季の進化がどれだけピッチで発揮されるかが注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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