ドルトムントの”鉄人”香川に小休憩? 指揮官がシュツットガルト戦温存を判断か

4月に入って7試合目

 公式戦4試合連続先発出場を果たしているドルトムントの日本代表MF香川真司が、23日のブンデスリーガ第31節のシュツットガルト戦では温存となる可能性が浮上した。独地元紙「キッカー」が報じている。

 香川は、華麗なループシュートを決めた10日のシャルケ戦(2-2)から、14日のUEFAヨーロッパリーグ準々決勝リバプール戦(3-4)、17日ハンブルガーSV戦(3-0)、20日のDFBポカール準決勝ヘルタ・ベルリン戦(3-0)まで10日間で4試合という過密日程の中、いずれも先発出場を続けてきた。昨年末から出場機会を減らした時期があったがものの、トーマス・トゥヘル監督の採用する 流動的なスタイルにも徐々に適応し始め、調子を取り戻している。

 その香川だが、敵地シュツットガルトとの一戦では、ベンチスタートが予想されている。4月に入って7試合目というハードスケジュールに伴い、一部主力が温存となりそうだ。

 ゴールマウスに入るのはGKビュルキ。DFラインでは移籍のうわさが後を絶たない主将のDFフンメルスがベンチスタートとなり、右からドゥルム、ギンター、ベンダー、そして前節でも見られた17歳MFパスラックの左サイドバック起用をこの試合でも継続すると予測されている。

 中盤は逆三角形でアンカーの位置にMFサヒン、インサイドハーフは右MFギュンドアン、左MFライトナー。前線はMFムヒタリアン、FWラモス、MFプリシッチと並ぶ4-3-3システムになりそ うだ。

 リーグ戦は残り4試合で、首位バイエルン・ミュンヘンとの勝ち点差は7。チーム得点王のFWオーバメヤンが右足指の剥離骨折で離脱する満身創痍(そうい)の中、奇跡の大逆転を懸けた戦いに臨む。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング