本田ライバルに痛烈批判 地元紙が「49歳の伝説の10番が復帰した方がいい」と一刀両断

視察に訪れていたサビチェビッチ

 ACミランの元ガーナ代表MFケビン・プリンス・ボアテングは21日、本拠地カルピ戦で4-3-1-2システムのトップ下を務めたが、不発に終わった。地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、スタンドで観戦したミランの伝説の10番に現役復帰を求めるほど酷評している。

 セリエB降格危機に瀕しているカルピを相手に1点も奪えなかった前線は、酷評の対象となった。記事ではこう断罪している。

「3人のBは醜悪だ。バロテッリとボアテングは全く危険な攻撃ができなかった。バッカは議論を変えた」

 次節出場停止となったバロテッリと、司令塔 のボアテングは期待通りのプレーを果たすことができなかった。この日の採点ではボアテングは八つ裂きにされている。「4.5」点の落第点でワーストの烙印を押され、さらに寸評は辛辣だった。

「デヤン、観客席から降りて、君が司令塔をやれよ。モカシン靴でもいいからさ。ボアテングを試したが、結果は落胆させた。コンディション、ドリブル、視野、すべてに欠けていた」

 この日は、ミラン黄金期を支えたデヤン・サビチェビッチ氏が、スタンドから観戦していた。「左利きのジェニオ(天才)」の異名を持った同氏はセリエA優勝3回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝にも貢献した。そのファンタジスタも今や49歳。現在はモンテネグロサッカー協会の会長を務めているが、お洒落な革靴を履いた かつての名手の方がボアテングよりも活躍できると一刀両断された。

 

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