元日本代表のジョーンズHCがトットナムの超新星を大絶賛 「ラグビーでも素晴らしい選手になれる」

データが示す貢 献度

 記事では今季のアリの活躍から印象的なスタッツを紹介している。

 中盤センターを本職とするアリは今季31試合10得点。スピードやドリブルも武器とし、アタッキングサードでのチャンスメークで存在感を発揮する。1対1で29回の勝利や、9アシスト、シュートの枠内率も60%と攻撃面での影響力を如実に示している。その上、守備面での貢献も見逃せない。競り合いにも強く、プレミアリーグでは138回のデュエル(競り合い)の勝利を記録し、これはチームでも3番目に多い記録となっている。

 そして、フィジカルコンタクトの強さやスピードに優れるアリに目をつけたジョーンズ氏の眼力について、同メディアは「デレ・アリのラグビー選手としての可能性を見いだしたことはとても賢い。 彼は優れたフィジカルの特質を持つなど、確かな強みを備えている」と評した。

 イングランドサッカー希望の星と目されるアリのその才能は競技の壁を超えて、注目の的となっているようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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