浦和の前線に朗報! エースFW興梠が驚異の回復…2・27開幕戦出場に現実味
右腓骨筋腱脱臼で全治3カ月の診断も、17日のトレーニングで鋭い動き
浦和レッズのエースFW興梠慎三が驚異的な回復力を見せている。昨季の最終戦で負傷して手術も行って迎えたシーズンだが、今週からすでにトレーニングへ部分合流。27日の開幕戦で時間限定の出場にこぎつける可能性も出てきた。
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興梠は昨季最終戦の北海道コンサドーレ札幌戦(0-2)で負傷。右腓骨筋腱脱臼と診断されて2日後に手術を行うと、クラブからは全治3カ月と発表されていた。
それにも関わらず、沖縄キャンプの後半に差し掛かった2月5日には軽くボールを蹴る姿が見られ、それから2週間と経たない16日にはトレーニングへの部分合流を果たした。報道陣向けに練習が公開された17日には、すでに鋭く方向を変える動きも問題なく行い、攻撃のシャドートレーニングでは右からのクロスを痛めているはずの右足でボレーシュートをゴールへ叩き込む姿もあった。
新シーズン開幕を10日後に控え、浦和の前線は不安を抱えている。昨季チーム得点王のブラジル人FWレオナルドは移籍で退団。FW杉本健勇は沖縄キャンプ中の規律違反により厳重注意と罰金の処分を受け、今はチーム内での信頼を取り戻す途上だ。
こうしたなか、エースが早期復帰となれば話は全く変わってくる。今季、興梠は10年連続リーグ戦2桁ゴールという偉業達成も期待される。FC東京との開幕戦(27日)にスタメンフル出場する姿を想像するのは難しいが、勝負所での時間限定の投入には十分に現実味があると言えそうだ。
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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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