エースたる所以

  バルセロナのルイス・エンリケ監督は、13日のアトレチコ・ビルバオ戦で2得点を演出したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの神業を「プレイステーションのサッカーゲームのキャラクター以上」と独特な表現で絶賛し、話題になっている。英国営放送「BBC」が報じた。
「彼が繰り出すプレーを私は見たことがない。プレイステーションの世界でもだ。彼が最高な選手である所以はゴールだけでなく、アシストもできることにある」
　指揮官は4度、世界最優秀選手に輝いたエースをこうたたえた。メッシは後半34分、左足で鮮やかなスルーパスをブラジル代表FWネイマールに通して先制点をアシスト。その５分後には右サイドでドリブル開始。マーカー2人をぶっちぎり左足のアウトサイドでラストパス。フリーだったネイマールが追加点を挙げ、2-0の勝利の立役者となった。そんなプレーぶりが、エンリケ監督の目には、現実の世界でスーパープレーを連発するゲームのキャラクターに映ったようだ。
　2得点を挙げた、ネイマールも「メッシはスター。彼とプレーすることで僕も成長できる」と常に敬意を払っている。バルセロナは今季リーグ戦で唯一の3戦全勝で首位を守っている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web