リバプールの次期監督候補オッズに英メディア注目 「驚きの選出」となった名将は?
リバプールOBのジェラード監督が堂々の1位
昨季王者のリバプールは今季、新型コロナウイルスによる過密日程の影響もあり、守備の要であるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクを筆頭に負傷者が相次いだことなどもあり、調子を落としている。現地時間13日に行われたプレミアリーグ第24節レスター戦では1-3の黒星を喫し、2014年11月以来となるリーグ3連敗となった。
英ラジオ局「talkSPORT」は、「SNSなどではすでに『Klopp Out』とユルゲン・クロップ監督解任を求める声が挙がり始めている」とし、アイルランドのブックメーカー「Paddy Power」が発表したリバプール次期監督の予想オッズを紹介。最有力は、現在スコットランド1部レンジャーズを率いるスティーブン・ジェラード監督となった。
元イングランド代表MFのジェラード監督は、リバプールの下部組織で育ち、トップチームで17シーズンにわたってプレー。リーグタイトル獲得こそ叶わなかったが、キャプテンとして2004-05シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ制覇に貢献するなど、クラブの歴史に名を刻んだレジェンドが断トツの「1倍」となっている。
2番手には、リバプールやレアル・マドリード、バイエルンなど欧州の強豪で活躍し、現在はレアル・ソシエダBチームの監督を務める元スペイン代表MFシャビ・アロンソ氏で「4倍」。「8倍」の3番手は、昨季チームをUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のベスト4に導くなど、その手腕が注目されるRBライプツィヒの33歳ユリアン・ナーゲルスマン監督だった。
同記事が「驚きの選出」とコメントしたのは、先月にチェルシー指揮官に就任したばかりのトーマス・トゥヘル氏で、「15倍」の4番手。2013-14シーズンにリーガ・エスパニョーラで優勝したほか、2度のUEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも2度の決勝進出を果たしたアトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督が「17倍」で5番手に入っている。
「Paddy Power」発表のリバプール次期監督候補のオッズ一覧は以下の通り。
スティーブン・ジェラード 1倍
シャビ・アロンソ 4倍
ユリアン・ナーゲルスマン 8倍
トーマス・トゥヘル 15倍
ディエゴ・シメオネ 17倍
ペップ・ラインダース 21倍
ジェリコ・ブヴァッチ 21倍
アントニオ・コンテ 26倍
レオナルド・ジャルディム 26倍
マッシミリアーノ・アッレグリ 26倍
(FOOTBALL ZONE編集部)