「素晴らしい集中リズムの持続」 吉田麻也、守備の“修正力”に伊紙三大紙も及第点

フィオレンティーナ戦でフル出場して最終ラインを統率
サンプドリアの日本代表DF吉田麻也は、14日のセリエA第22節フィオレンティーナ戦にフル出場し、2-1の勝利に貢献。イタリア三大紙でも及第点の評価を得ている。
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サンプドリアは前半31分、コーナーキックからFWケイタ・バルデのヘディングで先制するも、その6分後にセットプレーから同点ゴールを奪われた。しかし後半26分、FWファビオ・クアリアレッラが決勝ゴールを決め、3試合ぶりに勝利した。
吉田はカバーリングなどで守備を引き締め、マークを外してしまう味方にやや苛立ったような表情も見せながら“守備の柱”として統率した。
イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は「6.5点」をつけ、「フィオレンティーナのシュートに体を張って危険のないものにした。(クリスチャン・)クアメを良く抑えた」と評価していたが、イタリア三大紙も及第点の「6点」を与えている。
「トゥット・スポルト」紙は「一番複雑な時にも禅の冷静さ。常に注意力がある」と評価。「コリエレ・デロ・スポルト」紙は「(ドュサン・)ブラホビッチとフィジカルの対決、素晴らしい集中リズムの持続」と寸評をつけ、「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は、「前半いくつかすっきりしないプレーがあったが、後半良くなった」と修正力に触れた。
吉田はセリエAでセンターバックとしての働きを評価されつつあると言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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