「恐ろしい交錯」 リバプール守護神、同僚DFと激突→失点に英注目「完全に空中分解」
リバプールはレスターに1-3で敗戦 GKアリソンが前節に続いて痛恨ミスで失点
リバプールは現地時間13日に行われたプレミアリーグ第24節レスター・シティ戦で1-3と敗れた。絶対的守護神のブラジル代表GKアリソンは前節に続く失点直結の痛恨ミスを犯し、英メディアも味方同士の激突が招いた悲劇に「恐ろしい交錯」と取り上げている。
昨季圧倒的な強さで30年ぶりのリーグ優勝を果たしたリバプールは、直近のリーグ9試合で2勝3分4敗と失速。前節マンチェスター・シティ戦は今季の優勝争いにとどまるうえで大一番となったが、アリソンのキックミスから連続失点を招き、1-4と惨敗を喫した。
3位レスターとの重要な一戦は、後半22分にブラジル代表FWロベルト・フィルミーノのトリッキーなアシストからエジプト代表FWモハメド・サラーが左足でゴール左に突き刺し、リバプールらしい形で先制。しかし、同33分に直接FK弾で同点とされた。
そして、1-1で迎えた後半36分、アリソンが前節に続き痛恨の判断ミスを犯してしまう。敵陣からロングフィードが放り込まれると、加入したばかりのトルコ代表DFオザン・カバクが落下点で対応しようとしていたが、連携がうまく取り合えなかったのか、飛び出したアリソンと交錯してしまい、こぼれ球を拾った相手FWジェイミー・ヴァーディにそのまま無人のゴールへと流し込まれた。
英メディア「スポーツ・バイブル」は「アリソンとデビューのカバクが恐ろしい交錯」と見出しを打ち、「後陣が完全に空中分解し、3連続失点を喫した」と取り上げている。絶対的な守護神として活躍してきたアリソンの突然のスランプにより、チームは守備陣が崩壊状態で、ユルゲン・クロップ政権で初の3連敗。試合はまだ残されているが、4位フィニッシュにも警鐘が鳴り始めている。
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