グアルディオラ監督、名将クロップの“白旗宣言”を警戒 「彼らは昨季と変わらない」
「私たちが負けないといけないが…」 連覇の可能性があるとリバプールを警戒
プレミアリーグ連覇を目指すリバプールは、現地時間13日に行われた第24節レスター・シティ戦を1-3で落とし、リーグ戦3連敗となった。ユルゲン・クロップ監督は試合後、「シティとの差を埋められるとは思わない」と白旗を挙げたが、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は違う考えを持っているようだ。英紙「イブニング・スタンダード」が報じている。
クロップ体制で初の3連敗を喫したリバプールは、1試合消化の少ない首位のマンチェスター・シティとの勝ち点差が「13」まで広がった。まだ、14試合を残しているとはいえ、逆転優勝はかなり難しい状態だ。
しかし、暫定3位のレスター・シティとも勝ち点差「7」があるシティのグアルディオラ監督は、優勝争いがまだ終わっていないと気を引き締める。同日に行われたトッテナム戦を3-0で完勝した後、「私たちが負けなければいけないが」と前提を語ったうえで、「レスターとの彼らの試合を見た限り、彼らは(連覇)できると思っている」と、リバプールの力が落ちていないという見解を語った。
「彼らは、私たちが昨シーズン対戦したのと同じリバプールだ。ボックス内では以前ほど脅威ではなくなったかもしれない。でも、プレーのクオリティの高さは今も健在だ」
2018-19シーズン以来のプレミアリーグ優勝に向けて、圧倒的優位な立場にいるシティ。クロップ監督の白旗宣言に、スペイン人監督が引っ張られることはなさそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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