ランパード、チェルシー解任後も週給1100万円受給 契約期間の“残額分”が未払い

チェルシー解任となったランパード氏【写真:AP】
チェルシー解任となったランパード氏【写真:AP】

チェルシーに21年7月まで、もしくは、次の就職先決定まで支払い義務が発生

 チェルシーは今年1月末にフランク・ランパード監督を解任し、前パリ・サンジェルマン監督のトーマス・トゥヘル氏を新監督に迎えた。2019年7月に3年契約を結び、現役時代を過ごしたチェルシーに戻ってきたランパード監督としては志半ばでクラブを離れることとなったが、チェルシーは今も週給7万5000ポンド(約1100万円)を支払い続けていると英紙「ザ・サン」が報じている。

 ランパード監督は、2019-20シーズンに補強が禁じられていたチェルシーの監督に就任すると、下部組織出身の選手たちを見事に生かし、UEFAチャンピオンズリーグの出場権を獲得。今季は大型補強を行い、さらなる成功が期待されたが、結果を出せずに監督の座を追われることとなった。

 クラブの歴代最多得点者でもあるレジェンドの解任に踏み切ったチェルシーだが、残りの契約期間の給与を一括で支払わなかった。「ザ・サン」紙によると、その代わりに2021年7月まで、もしくは、次の仕事が見つかるまで週給を支払い続けているという。

 記事では、「ダービー・カウンティで指揮を執り古巣のチェルシーへ監督として戻ったランパードは、解任後に短い休暇を取ることを望んでいる。そのため、ジェイソン・ティンダル監督が解任された2部のボーンマスの仕事にも積極的に名乗り出なかった」と報じ、「次に仕事を引き受けるためには、断ることができないほど良い条件でなければならない」と、現場への早期復帰に否定的な見解を伝えた。

 監督交代後、公式戦4戦全勝のチェルシー。2人の監督に給料を支払うこととなったが、チームの結果が伴っているのは何よりだろう。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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