「ナンセンス」 ヘタフェ監督、驚きの“連続退場”に怒り爆発「完全に不公平」
ソシエダに0-1で敗れたヘタフェ、後半ATにはボルダラス監督が“2戦連続”の退席処分
ヘタフェは現地時間14日、リーガ・エスパニョーラ第23節でレアル・ソシエダと対戦し、ホームで0-1と敗れた。日本代表MF久保建英は後半13分から途中出場するも、不発に終わったなか、第22節セビージャ戦(0-3)に続いて退席処分となったホセ・ボルダラス監督は試合後、「完全に不公平だ」と怒りのコメントを残している。
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久保が2戦連続でベンチスタートとなった一戦は、前半30分に相手FWアレクサンデル・イサクに先制点を奪われる展開に。直近3試合でノーゴールと得点力不足に陥っているヘタフェは後半13分、久保とMFカルレス・アレニャを同時投入した。しかし、最後までネットを揺らすことはできず、4戦連続の無得点で3連敗と泥沼状態となっている。
一方、後半アディショナルタイムにはボルダラス監督がピッチ内に足を踏み入れソシエダFWアンデル・バレネチェアと接触しかけたことをきっかけに、FWカルロス・フェルナンデスとの口論に発展。主審はボルダラス監督にレッドカード、バレネチェアにイエローカードを提示した。ボルダラス監督は2試合前のセビージャ戦でも相手監督との口論で退場し、この日が復帰戦となったが、またも退席処分となる波乱の結末となった。
スペインメディア「noticias de Gipuzkoa」は、試合後のボルダラス監督の怒りのコメントを紹介。「(退席処分は)ナンセンス。私に対して敬意を欠いている。試合で当たり前のように見られるアクションだったはずだ。私が求めているのは、選手や審判からのリスペクトだ。本当にナンセンスだ」と伝えている。
また、スペインメディア「EL DIARIO VASCO」も「残酷なレッドカードだ。完全に不公平だ」という怒りの発言を紹介していた。一部報道では解任論も飛び交っているが、度重なる退席処分はボルダラス監督にとってもヘタフェにとっても痛手となることは間違いないだろう。