先発の南野、序盤に決定機も… サウサンプトンは1-2逆転負けで泥沼のリーグ6連敗
サウサンプトンはウルブスに1-2で敗戦、南野は先発出場も後半17分に途中交代
サウサンプトンは現地時間14日、プレミアリーグ第24節でウォルバーハンプトンと対戦し、ホームで1-2と逆転負けを喫した。2試合連続で先発を飾った日本代表MF南野拓実は試合序盤に決定機を迎えたが、ネットを揺らすことはできず、後半17分にピッチを退いている。
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前節ニューカッスル戦で先発し新天地デビューを飾ると、前半30分に左足の強烈な一撃を突き刺していきなり移籍後初ゴールを記録した南野。チームは2-3で敗れ、5連敗となったが、先発起用に最高の形で応えた南野はウルブス戦でも2試合連続でスタメンに名を連ねた。
前節同様、左サイドに配置された南野は前半11分にビッグチャンスを迎える。南野が自陣から前線にボールを供給し、ゴール前へ猛然と入り込むと、FWネイサン・レドモンドからの折り返しをペナルティーエリア左で受ける決定機を迎えたが、相手DFに体を押されたため、左足のシュートはミートせずに相手GKにキャッチされた。
それでもサウサンプトンは前半25分、左サイドを突破したMFスチュアート・アームストロングのクロスをFWダニー・イングスが豪快な右足のダイレクトボレーをゴール右上に突き刺すゴラッソで先制点を奪取し、前半を折り返した。
しかし、後半に入ると前半の勢いは影を潜め、一方的にウルブスに押し込まれる展開に。後半8分にハンドでPKを献上し、同点に追いつかれてしまう。存在感が薄まっていた南野は同17分にMFムサ・ジェネボと交代してピッチを退いたが、チームは直後の同21分に失点を喫し、あっさりと逆転を許した。
試合はこのまま1-2で終了。11日に行われたFAカップ5回戦ではウルブスに2-0で勝利を収めていたサウサンプトンだったが、中2日で迎えた“再戦”では黒星を喫することになり、リーグ戦6連敗と泥沼から抜け出せない状態が続いている。
(FOOTBALL ZONE編集部)