昨季J1最終節をスタジアムで観戦「前進したんだなと感動した瞬間でした」

――コロナの影響でお仕事にも大きな影響が出たと思います。ステイホーム期間はどのように過ごしていましたか？

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「それこそ緊急事態宣言が出てみんなが一歩も外に出られない時に、サッカー選手がリフティング動画をSNSに投稿していましたよね。そこで私もサッカー少年、サッカー少女たちが『僕も、私もやってみたい』と思ってもらえるような動画をこれまで以上にコンスタントにアップするようにはなりました。

　お仕事が止まってしまったり、なくなってしまったものもあったので、その期間は1人でフリースタイルフットボールの練習をしたり、動画を撮ったりしていました。サッカーの試合が延期になってしまったのも寂しかったです」

――それでもJ1リーグの最終節には久しぶりにスタジアムに観戦に行かれたそうですね。

「FC東京の最終節を急きょ見に行きました。スタジアムがシーンとしているのを見て、今までとは大きく変わったんだと実感しました。それでも最後の最後でFC東京が得点を決めた時には一瞬『オー』と歓声が上がり、サッカーが全くできなかった時から比べると前進したんだなと感動した瞬間でした」

――最後に読者の方にメッセージをお願いします。

「2020年はコロナウイルスの影響で心も体も苦しい思いをされた方が多いと思います。サッカーにおいても試合ができない時も、無観客で行わなければいけない時もありました。そんななかでも、2020シーズンのJリーグをしっかりと幕を下ろすことができて、運営スタッフの方や、選手、サポーター、サッカーに関するすべての皆さんの貢献に感動して希望を与えていただきました。

　これからも皆さんと一緒にサッカーに燃えていきたいです。そして、私自身ももっとサッカーを深く知って、皆さんと気持ちを共有できるように頑張るのでこれからも応援よろしくお願いします」

［PROFILE］
眞嶋優（ましま・ゆう）／1997年8月30日生まれ、群馬県出身。俳優。一般社団法人日本フリースタイルフットボール協会公認「フリースタイルフットボール アンバサダー」。群馬県しぶかわ観光大使を務める。Twitter／@yumashima