マンCギュンドアン、12戦11発の“覚醒”を現地大絶賛 「タイトルをもたらす男」

チームの勝利に大きく貢献したマンチェスター・シティのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン【写真:AP】
チームの勝利に大きく貢献したマンチェスター・シティのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン【写真:AP】

トッテナム戦でも1試合2ゴールの大活躍で首位キープに貢献

 マンチェスター・シティのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンは現地時間13日のプレミアリーグ第24節トッテナム戦(3-0)で2試合連続となる1試合2得点を決め、またもチームの勝利に大きく貢献した。直近12試合で11得点とストライカーとして覚醒しつつある30歳に対し、「週を追うごとに成長している」「彼はシティにタイトルをもたらす男」などと称賛の声が集まっている。

 昨年末から絶好調を維持するギュンドアン。トッテナム戦はまさに独り舞台ともいえる活躍を見せた。

 前半21分、ギュンドアンはペナルティエリア左のポケットに侵入し、MFピエール・エミール・ホイビュルクに倒されてPKを奪取。このPKはスペイン代表MFロドリが決めて、シティが幸先よく先制した。

 後半5分にはイングランド代表FWラヒーム・スターリングのパスからエリア内の狭いスペースを突き、左足のシュートでチーム点目を決めたギュンドアン。さらに同21分、ブラジル代表GKエデルソンのロングパスを最前線で受けると、巧みなボールコントロールでDFをかわし、再び左足のシュートでネットを揺らした。

 ギュンドアンの2得点1PK獲得の活躍で、シティはトッテナムを3-0で撃破。1試合2得点は前節リバプール戦(4-1)に続いて2試合連続で、これで直近のリーグ戦12試合で11得点となった。シティが15試合連続無敗(13勝2分)という快進撃の中で絶大な存在感を放っている。

 英衛星放送局「スカイ・スポーツ」の試合採点で、ギュンドアンには両チーム通じて単独トップの9点が付けられ、「週を追うごとに成長を遂げている選手が、またも勝利をもたらした」「後半に交代する直前まで、脅威となり続けた」と絶賛されている。
 
 さらに「スカイ・スポーツ」で解説を務める元イングランド代表DFジェイミー・キャラガーも「彼はマンチェスター・シティをタイトルに導く男になりそうだ」と語り、ストライカー顔負けの決定力を見せるギュンドアンをリーグタイトル奪還のキーマンに指名した。

 難敵トッテナムを撃破したシティは勝点を53に伸ばし、首位をキープしている。1試合消化が少ない中で、同日にリバプールを破った2位レスターとの勝点差は7。2季ぶりのリーグ制覇に向かってまい進している。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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