浦和MF汰木、ロドリゲス体制下の“攻撃サッカー”で進化 「プレーの幅が広がった」
SC相模原とのトレーニングマッチで1ゴール、昨年からの“変化”を実感
浦和レッズのMF汰木康也は、13日に行われたJ2のSC相模原とのトレーニングマッチに出場すると、1本目の45分ハーフにフル出場して1ゴールを決め2-0の勝利に貢献。リカルド・ロドリゲス新監督の下でのスタートに「もっと攻撃的なサッカーができるように取り組んでいきたい」と意欲を見せた。
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浦和は昨季まで徳島ヴォルティスを率いてJ1昇格に導いたリカルド・ロドリゲス監督が就任。昨季までと比較すると格段にマイボールを大事にした攻撃的な戦術が採用されている。その中で汰木は沖縄キャンプから一貫して左サイドハーフで起用され、攻撃的な長所を生かすことが求められてきた。
この日の試合では、左サイドバックに入ったDF山中亮輔がマイボール時にボランチの位置や、サイドの高い位置などへ流動的に動き、それに合わせて汰木も外や中へポジションを変えた。前半45分には新加入MF明本考浩が右サイドを突破して送ったマイナスのボールに入り込むと、ゴール正面から冷静に右足シュートを流し込んだ。
「ああいうマイナスのクロスを受けてシュートというイメージは持たれていないと思う」と話した汰木は、山中との関係性やロドリゲス監督の下で取り組んできた攻撃的なポジション取りについて話している。
「自分とヤマ君(山中)が中と外を回っていくポジション取りはキャンプから取り組んでいて、今日は相手が前から来なかったので上手くいった。去年までのサッカーだったら、右サイドを突破した時に自分が左サイドの外でクロスに入ることが多かった。ボールを動かすときに自分が外でヤマ君が中なのか逆なのかを意識していて、自分が中に入って、昨年以上に自由にやれることもある。その延長であのポジションまで入ることがキャンプでもあった。プレーの幅が少し広がった印象がある」