イタリアの英雄GK、ドンナルンマに名門ミラン残留を提言 「上手くいくと確信」
ゾフ氏がドンナルンマの去就に言及「彼はすでに良い契約をしている」
イタリア・セリエAの首位を走る名門ACミランとの契約延長問題を抱えるイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマについて、現役時代に世界的名手として知られ、イタリア代表監督なども歴任したディノ・ゾフ氏が残留を提言している。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。
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ドンナルンマは2015年に16歳8カ月でデビューすると、そのままミランの正GKに定着。まだ21歳という年齢ながら、セリエAでは198試合に出場。イタリア代表としても22試合に出場している。
そのドンナルンマは、今季で契約が満了となる。ミランは当然のように契約延長を熱望して交渉を進めているが、金額や契約年数などの諸条件で合意できていない。代理人のミノ・ライオラ氏の名前もピックアップされるが、ミランも強化責任者で元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏が先頭に立って多くの話題に上っている。
そうしたなかでゾフ氏は、「問題なく上手くいくと確信している」と発言。そして「彼はいつもミランで良い感じに過ごしていると言ってきた。彼はすでに良い契約をしているし、ミランは偉大なクラブだ。彼は技術的に改善することだけを考えれば良い。このレベルのクラブが、このような重要な案件を解決できないとは思わない」と、ドンナルンマにミランへの残留を提言した。
10年ぶりのリーグ優勝も視野に入る戦いを続けているミランだけに、守護神の契約問題はできる限り早く済ませたいところ。来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)への返り咲きなども見えてきているだけに、ドンナルンマの去就問題がどう決着するかはミランの将来に大きな影響を与えそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)