阿部の後継者となり得る存在「戦術理解や頭を使うのは自分の特徴」

　そのなかで182センチの長身で当たりの強さも兼ね備える伊藤は、センターバックでもプレー可能という点でも阿部の後継者となり得る存在であり、「阿部さんは経験のある選手で、危機察知能力、どこに戻せばいいのかを学ぶのもそうだし、コーチングも学んでいるので、全体に学ぶことが多い。阿部さんがセンターバックとサイドバックの間に降りた時は真ん中で距離が遠くならないように考えてやっていた」と、ともにプレーすることで得ているものも多い。

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　ロドリゲス監督の推し進める戦術的なサッカーに、「戦術理解や頭を使うのは自分の特徴だと思うし、キャンプを通してリカルド監督の言っていることを理解して試合や練習で表現できているのかなとは思う」と話す伊藤は、近年のJリーグで見られる大卒ルーキーによるブレークの兆しを十分に見せている。
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