名門ミラン、来季へ課題山積? リーグ戦首位快走も…主力との契約交渉に苦戦
チャルハノールやケシエとの契約がまとまらず…マルディーニ氏の手腕発揮なるか
イタリア・セリエAで首位を走るACミランの強化責任者、元イタリア代表パオロ・マルディーニ氏は頭を悩ませる状況にあるようだ。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が主力との契約延長交渉が難航している様子を報じている。
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マルディーニ氏はミラン一筋の現役時代を送ったクラブのレジェンド。引退後には一時期クラブとの関係が悪化した時期もあったが、現在は強化責任者のポストで約1年前の元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの復帰などを実現し、首位を走るチームを支えている。
しかし、主力との契約延長交渉は難しい状態にあるという。まず、「10番」を背負うトルコ代表MFハカン・チャルハノールは今季終了後に契約が満了するが、年俸要求額の500万ユーロ(約6億円)に対して、ミランの提示は400万ユーロ(約5億円)の状況にあるという。救いはチャルハノールがミラン残留を最初の選択肢としていることで、プレミアリーグのクラブから来たオファーを断っていること。なんとかして引き留めたい状況にあるのは間違いない。
また、コートジボワール代表MFフランク・ケシエは来季終了までの契約だが、ミランが提示した契約延長に対する年俸300万ユーロ(約3億6000万円)はケシエを満足させるものではなく、回答が保留されているという。一般的には、契約満了の1年前のタイミングでは契約延長か移籍金を得ての放出かを判断することになるだけに、できれば今季終了までに契約延長をまとめたいのは間違いない。
他にもイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマや、エースのイブラヒモビッチも契約延長に関する交渉が控えている状況にある。マルディーニ氏にとって、これから数カ月は手腕の見せ所ということになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)