再び掴みつつあるトゥヘル監督の信頼

　今季序盤には独メディアから「小さな魔法使い」と命名され、FWピエール＝エメリク・オーバメヤン（右足指剥離骨折で戦線離脱中）、ロイス、ムヒタリアンとともに形成した強力攻撃ユニット「ファンタスティック4」の一員として、対戦相手を恐れさせてきた。その後は一時低調な時期を過ごしたものの、終盤戦が近づくにつれて右肩上がりにパフォーマンスを上げている。4月10日のシャルケ戦（2-2）から10日間で4試合という過密日程ながら、全試合で先発出場を果たすなど、トーマス・トゥヘル監督からの信頼も取り戻したようだ。

　リーグ戦では残り4試合の時点で勝ち点7差をつけられている首位バイエルン・ミュンヘンと、DFBポカールの決勝でも雌雄を決することになった。完全復活の背番号「23」は、ドルトムントにタイトルをもたらすことができるだろうか。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images