レアルが前人未踏のリーガ7季連続100得点超え! 驚異のゴール量産の裏に”CR7”あり

7季連続25ゴール以上を奪うC・ロナウド

 記録がスタートした2009-10シーズンといえば、今季もここまで31得点で得点ランキングトップに立つロナウドが、マンチェスター・ユナイテッドから加入したシーズンだ。スペイン上陸直後からゴールを量産してきたカリスマは、リーグ戦で7シーズン連続25得点以上を奪ってきた。

 クラブの象徴である背番号「7」を背負うポルトガル代表FWは、レアル加入1年目から26得点を記録。翌10-11シーズンには40得点を挙げた。11-12シーズンはクラブも歴代最多のシーズン121得点を記録するなかで46得点。以降も12-13シーズン34得点、13-14シーズン31得点、14-15シーズン48得点と圧倒的な得点力を見せつけてきた。毎年バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと激しい争いを繰り広げ、3度のピチーチ(得点王)も獲得している。

 ロナウドが君臨する以前にレアルがリーガで100得点以上を決めたのは、26年前の1989-90シーズン(107得点)までさかのぼる。そのことを鑑みても、ロナウド加入と同時にレアルが圧倒的な得点力を手にしたことは明らかだ。

 今節では首位バルセロナと2位アトレチコ・マドリードも揃って白星を挙げたため、前を走る両者と勝ち点差1の3位という立場は変わらなかった。それでも、ベスト4まで勝ち上がっているUEFAチャンピオンズリーグ同様に、タイトルは十分射程圏内となっている。最強の槍を武器に、”白い巨人”はスペインと欧州の両方で頂点を狙っている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング