元バルサ英雄リバウド、“宿敵”レアルに独自見解 「ジダンへの批判は厳しすぎる」
批判にさらされるジダン監督が今季限りで退任すると予想
レアル・マドリードは世界を代表するビッグクラブゆえ、結果が出なければすぐに批判が浴びせられ、選手の動向は大きな注目を集める。現役時代にバルセロナでプレーした元ブラジル代表FWリバウド氏は、英ブックメーカー「Betfair」で、最大のライバルであるレアルにまつわる二つのテーマに触れた。
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レアルは今季リーグ戦22試合を消化し、14勝4分4敗で暫定2位。しかし、1月にはスペイン・スーパーカップ準決勝でアスレチック・ビルバオに1-2で敗れ、国王杯でも格下のアルコヤーノに1-2で敗れた。リーグ戦でも勝ちきれない試合があり、ジネディーヌ・ジダン監督の進退問題へ発展していた。
そんな状況にリバウド氏は違和感を覚えているようだ。「Betfair」のコラム内で「ジダン監督は、スペインのメディアによる激しいプレッシャーにさらされて、うんざりしている。彼は昨季のスペイン王者であり、シーズン後半戦は見事な戦い方を見せた。まだ、多くの試合が残っているなかで、これだけの批判を浴びせるのは厳しすぎると感じる。彼は3度のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を成し遂げたし、それは誰も無視できない。私は、彼が一つのタイトルを勝ち取って、尊敬されたままシーズン終了と同時にクラブを去っても驚かない」と、今季限りでの退任も予見した。
また、レアルでは今季限りで契約が満了となるキャプテンのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの去就も注目を集めている。マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が噂されるなか、ラモスは左膝の手術に踏み切った。ピッチに戻るまでは、最低でも2カ月が必要と伝えられているが、リバウド氏は前向きに考えているようだ。
「マドリードで幸せかもしれないが、もしかしたら新しい挑戦を求めて、新たな冒険を始めたいと思っているかもしれない。ピッチを離れられることは、しっかり考えて最終的な決断を下すうえで助けになるだろう」
リバウド氏の古巣であるバルサではアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの去就が話題となっている。だが、ジダン監督とラモスが同時にマドリードを離れる可能性があるレアルにとっても、落ち着かない日々が続きそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)