冨安健洋は「最終ラインのジョーカー」 “全ポジション対応”の能力を伊メディア高評価
今季全試合にフル出場し、セリエAトップクラブも獲得に興味と噂が浮上
ボローニャの日本代表DF冨安健洋はイタリア挑戦2年目も堂々たるプレーを見せ、守備の要を担っている。ボローニャ専門サイト「tuttobolognaweb」は、「最終ラインのジョーカー」と称して高く評価している。
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日本代表の次世代DFリーダーとして期待を背負う冨安は、アビスパ福岡の下部組織で育ち、2015年にトップ昇格。18年にベルギー1部シント=トロイデンに移籍し、昨季からボローニャで主力として活躍している。今季はここまでリーグ戦全21試合にフル出場(計1890分)して2ゴールを記録。本職のセンターバック以外に、右サイドバック、不慣れな左サイドバックでの起用にも対応しているなか、昨年12月23日のセリエA第14節アタランタ戦(2-2)では、技ありのチップキックから今季初ゴールを決めた。
元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(ACミラン)、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)ら世界トップクラスのストライカーたちとも対戦。ボローニャ専門サイト「tuttobolognaweb」は、「トミヤス:最終ラインのジョーカー」と見出しを打ち、最終ラインの全ポジションを守れるユーティリティー性に注目している。
「タケヒロ・トミヤスは、イタリアサッカーに適応するのに時間を必要としなかった。そして、今年は無限の可能性を示している。昨季は右サイドバックで最も興味深いオプションであることを証明したが、(シニシャ・)ミハイロビッチ(監督)が繰り返し述べたように、彼は最終ラインすべての役割をこなせる特長を持っている。現時点ではセンターバックよりも右サイドバックのほうが評価は高いが、センターバックでの成長もアピールする必要がある。今季はセリエA全21試合でフル出場しており、夏の移籍市場では注目銘柄の1人になるかもしれない。シント=トロイデンから700万ユーロ(約8億9000万円)で獲得しただけに、ロッソブルー(ボローニャの愛称)は大きな利益を手にできるだろう」
ワルテル・サバティーニTD(テクニカルディレクター)によれば、セリエAのトップクラブが冨安に関心を示しているとされる。その評価はうなぎ上りと言っても過言ではなさそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)