「上手すぎる」 レバンドフスキ、クラブW杯決勝前の“ゼロ角度ラボーナ弾”に海外注目
クラブW杯決勝ティグレス戦を控えた練習で角度のない位置からラボーナでゴール
欧州王者バイエルン(ドイツ)は、現地時間11日にFIFAクラブワールドカップ(W杯)決勝で北中米カリブ海王者ティグレス(メキシコ)と世界一の座を懸けて対戦する。大一番を前に、エースのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが練習で華麗な“ラボーナ弾”を決めて注目を集めている。
2019-20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制したバイエルンは、欧州王者としてカタールで開催されているクラブW杯に出場。2月9日に行われた準決勝では、レバンドフスキの2ゴールでアフリカ王者アル・アハリ(エジプト)を2-0で破り、決勝に駒を進めた。
2013年以来となる優勝を目指すバイエルンにあって、レバンドフスキは好調なようだ。バイエルン公式ツイッターは、「レバン・ラボーナ・ドフスキ」とレバンドフスキの名前と高等技術ラボーナをかけ合わせたフレーズを添えた一本の動画をアップ。映像では、レバンドフスキが右コーナー付近のゴールラインの内側から、軸足の裏を通して右足でボールをキック。鋭い回転のかかったボールは綺麗にゴール前に飛び、ワンバウンドしてネットを揺らした。
海外サッカーサイト「BESOCCER」スペイン版は、「レバンドフスキが決勝前にラボーナのゴラッソ。トレーニングで角度なしの位置から決めた」と取り上げ、「レバンドフスキはトレーニングを楽しんでおり、緊張することはない」と世界一を懸けた一戦を前にリラックスした様子を伝えている。
また、バイエルンの投稿には海外ファンから「なんて恐ろしい」「史上最高のストライカー」「地球上ベストのナンバー9」「驚きはしない。彼はエイリアンだから」「上手すぎる」といった声が上がっていた。
レバンドフスキは自らのゴールで、自身初となる“世界一”のタイトルを手繰り寄せられるだろうか。