今夏の「“移籍金ゼロ”ベストイレブン」を英メディア選出 メッシら超豪華布陣が完成
今季限りで契約満了となる11人をセレクト、3トップはアルゼンチン代表トリオ
英公共放送「BBC」が今夏に契約満了を迎える選手でベストイレブンを選出した。全世界がその去就に注目するバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシや、レアル・マドリード主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスなど11人が名を連ねている。
GKに選ばれたのは、ACミランの守護神であるイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ。16歳のプロデビューから、これまで200試合以上に出場してきた実力は世界でも高く評価されており、21歳という若さも魅力の一つだが、記事によるとクラブとの交渉は現時点で「凍結状態」になっているという。
3バックにはレアルのS・ラモスを中央に、左右のセンターバックにバイエルンの元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングとオーストリア代表DFダビド・アラバが並んだ。
今年3月で35歳となるS・ラモスは、ここまで“白い巨人”の一員として公式戦でおよそ700試合近く出場し、DFとしてクラブ最多となる100ゴールを記録。サッカー史上最高のDFの1人とされている。レアルはラモスに1年の契約延長をオファーしたと伝えられているものの、年俸は1050万ポンド(約15億2000万円)から880万ポンド(約12億7000万円)に減額されたとの報道もあり、パリ・サンジェルマン(PSG)やマンチェスター・ユナイテッド行きの可能性も報じられている。
中盤には、マンチェスター・シティのブラジル代表MFフェルナンジーニョ、バルセロナでプレーするのが夢だというリバプール所属のオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム、両ウイングバックにはリヨンのオランダ代表FWメンフィス・デパイとPSGのドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーが選出された。デパイは「バルセロナ移籍が濃厚とされているが、ドルトムントからの関心も集めている」とし、「ドラクスラーはPSGとの契約を終え、3月には次のクラブを発表する見込み」と伝えている。
そして、3トップにはアルゼンチン代表FWのスター3選手が並んでいる。PSGのFWアンヘル・ディ・マリアは、前クラブのユナイテッドでは思うような結果が残せなかったが、PSGで躍進。4回のリーグ制覇とUEFAチャンピオンズリーグ決勝進出に貢献した。去就は不透明だが、「冷静に」将来を考えているという。