南野の未来にも影響? リバプールのレンタル組、17歳MFの“成功事例”に英注目
MFエリオット、ブラックバーンでの活躍を受け今夏リバプール復帰へ
日本代表MF南野拓実は、今冬の移籍市場でリバプールからサウサンプトンへレンタル移籍を果たした。新天地デビュー戦でさっそく初ゴールを奪う働きで話題をさらったなか、英メディアは同じくレンタル組である17歳MFの活躍に注目している。
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第23節のニューカッスル戦(2-3)で新天地デビュー弾を決めた南野とサウサンプトンの契約は今季いっぱいまで。来季はリバプールへ復帰することが既定路線となっており、ユルゲン・クロップ監督も「彼はこのクラブの長期的プロジェクト」だと明言している。
リバプールでの将来的な成功を勝ち取るべく、新天地で幸先の良いスタートを切った南野。さらなる活躍への期待が高まるなか、英地元紙「リバプール・エコー」は、南野と同じくレンタル組である17歳MFハーヴェイ・エリオットの活躍に注目している。
エリオットは2018年にクイーンズ・パーク・レンジャーズのユースからフルハムへ加入し、19年5月にプレミア最年少デビュー(16歳60日)を記録した。同年7月にリバプールへ移籍。昨年10月に英2部のブラックバーンへ期限付きで移籍すると、今季は23試合4ゴールを記録し、リーグ2位タイの8アシストの活躍を見せている。
レンタル先でのパフォーマンスを受けて、リバプールはエリオットの今夏復帰を声明にて発表。同メディアは「エリオットはアンフィールドへ戻るためのドアが大きく開いていることを確実にした。このままいけば、リバプールのトップチームで将来を楽しむことは間違いないだろう」と、明るい未来を自ら切り拓いたことを指摘している。
記事では南野についても触れられており、「ローン移籍後におけるリバプールの扉は閉ざされていない」と期待を寄せつつも、「ドアを通ることができるかどうかは南野次第だ」とも綴っている。
契約上、南野は来季のリバプールの一員となるかたちだが、レギュラーとして出番を掴めるかは別問題。レンタル先でライバル候補がひしひしと力をつけているだけに、サウサンプトンでさらなる活躍を見せたいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)