南野の武器は? プレミア英雄の称賛に英注目「日本人アタッカーには未来がある」
元英代表FWアンディ・コール氏が南野の左足を絶賛「素晴らしい左足を備えている」
サウサンプトンの日本代表MF南野拓実は現地時間6日、先発出場したプレミアリーグ第23節ニューカッスル戦(2-3)で新天地デビュー弾を決めた。英メディアはプレミアリーグの英雄が「本当に素晴らしい左足を備えている」と称賛したことを紹介している。
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南野は今季リバプールで勝負の2シーズン目を迎えていたが、リーグ第14節クリスタル・パレス戦(7-0)で待望のプレミア初ゴールを記録したものの、それ以降はリーグ7試合でわずか6分間の出場にとどまり、アタッカー陣の序列で最下層にまで転落。そんななか、今冬の移籍市場最終日にサウサンプトンへの期限付き移籍が決定した。
新天地デビューとなったニューカッスル戦では、早くも4-4-2システムの左サイドで先発出場。0-2で迎えた前半30分、左サイドのDFライアン・バートランドからパスを受けトラップがやや前方に流れるも、勢いそのままに左足を振り抜き、相手GKが反応できない強烈な一撃をゴール左上に叩き込んだ。
英メディア「HITC」は「アンディ・コールがタクミ・ミナミノを称賛」と見出しを打ち、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した元イングランド代表FWアンディ・コール氏の南野に対するコメントを紹介している。
「本当に素晴らしいゴール。素晴らしいフィニッシュと言うべきだろうか。サウサンプトンへの良好なレンタル移籍を左足で立証してみせた。彼は本当に素晴らしい左足を備えていることが分かった」
また、記事では「インパクトを与えた」と取り上げ、「サウサンプトンでポジティブな船出を切った。今後ゴールを重ね、これから数週間から数カ月で何ができるのか示そうとしている。リバプールの日本人アタッカーには未来がある」と太鼓判を押していた。
これ以上ないデビューを果たした南野だが、アピールを続けていきたいところだ。