名将ペップ、自身の“哲学”変更か PKキッカーにGKエデルソン任命の可能性示唆
GKエデルソン指名の可能性を示唆し、PKキッカーを務める選手に必要な要素を説明
現在プレミアリーグで首位に立つマンチェスター・シティだが、ジョゼップ・グアルディオラ監督には一つの悩みがある。それは、試合中のPKの成功率が低いことだ。直近のリバプール戦(4-1)で、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンのPK失敗を受け、指揮官は自身の哲学を曲げる可能性を示唆した。英紙「インディペンデント」が報じている。
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シティでは、PKキッカーを務めるアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが負傷。今季、これまで7度のPKを獲得したが、そのうち3本を失敗し、チャンスを生かせていない。
昨シーズンのシェフィールド・ユナイテッド戦(1-0)で、ブラジル代表FWガブリエル・ジェズスがPKを失敗した後に、キックに定評のあるブラジル代表GKエデルソンにPKキッカーを務めさせる案が浮上した。それに対して「ジョークだ」と返したグアルディオラ監督だが、あまりにも成功しないことから、“現実”にすることを考え始めたようだ。
現地時間10日のFAカップ5回戦スウォンジー戦に向けた記者会見で、グアルディオラ監督は「オプションの一つ」と、エデルソンにPKを蹴らせる可能性があることを示唆した。
「彼はゴールを守らないといけない。良いビルドアップをしないといけない。それ以上は、どうなるかを見てみよう。選手たち次第なんだ。セルヒオは回復していない。とても良いキッカーであるケビン(・デ・ブライネ)も間に合わない。出場メンバー次第になるが、もちろん彼(エデルソン)はオプションだ。良いキッカーだからね」
そして、PKを蹴る選手に必要な能力について、「PKのキッカーを務める選手には、強いパーソナリティーが必要だ。そして、『OK。僕が蹴って決めて見せよう』と言える巨大な自身が必要だ」と、自身の考えを明かしている。
これまでも、PKを決めることに自信を見せてきたものの、監督に認められないと語っていたエデルソン。近いうちに、シティの守護神がプレミア初ゴールを決める瞬間が訪れるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)