「ワーカホリック同士の激突」 ボローニャ冨安、“最多出場時間”対決に伊メディア注目
ともに今季リーグ戦全21試合フル出場の冨安とベネベントDFグリクが今節対戦
イタリア1部ボローニャは現地時間12日、本拠地でのセリエA第22節でベネベントと対戦する。地元メディアは日本代表DF冨安健洋を含めた、「セリエAで最もプレーした選手」同士の対決に注目している。
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日本代表の次世代DFリーダーとして期待を背負う冨安は、アビスパ福岡の下部組織で育ち、2015年にトップ昇格。18年にベルギー1部シント=トロイデンに移籍し、昨季からボローニャで主力として活躍している。今季はここまでリーグ戦全21試合にフル出場(計1890分)して2ゴールを記録。右サイドバック、不慣れな左サイドバックでの起用にも対応しているなか、昨年12月23日のセリエA第14節アタランタ戦(2-2)では、技ありのチップキックから今季初ゴールを決めた。
元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(ACミラン)、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)ら世界トップクラスのストライカーたちと対峙してきた冨安。12日のベネベント戦は、“DF対決”が現地で注目を集めている。
イタリアのオンライン新聞「Ottopagine.it」は、「グリクvsトミヤス、ワーカホリック同士の激突」と見出しを打ち、冨安とベネベントのポーランド代表DFカミル・グリクの2人にフォーカスしている。
「金曜日(12日)の夜、セリエAで絶対的なワーカホリックが競い合う。グリクとトミヤスはリーグ戦21試合にフル出場している。チームにとっての重要性を強調するデータだけでなく、コンディションの良さが窺える」
グリクも今季21試合にフル出場しており、衛星放送「スカイ・スポーツ」イタリア版も「セリエAで最もプレーした選手ランキング」で、トップタイとなった2人を取り上げている。
ボローニャの技術部門を総括するワルテル・サバティーニTD(テクニカルディレクター)は、イタリアのテレビチャンネル「Teleroma 56」で「多くの人がサムライを望んでいる」と言及。冨安を含めたボローニャの3~4選手が国内のトップクラブから関心を示されていると説明しており、残りのシーズンで注目度は一層増していきそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)