「怒りでタオルを投げた」 ジダン監督の”豹変シーン”に海外騒然「平和ではない」
ホームで2-0勝利も…ヘタフェ戦の終盤に見せた"怒りの瞬間"に熱視線
リーガ・エスパニョーラは現地時間9日、第1節順延分の1試合を行い、レアル・マドリードは日本代表MF久保建英が所属するヘタフェを2-0で下した。リーグ2連勝を飾り、2試合消化の少ない首位アトレティコ・マドリードに勝ち点5ポイント差の2位につけるなか、海外メディアはジネディーヌ・ジダン監督が見せた怒りのシーンに注目している。
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ホームのレアルは前半から主導権を掴みつつもスコアレスで前半を折り返すと後半15分、FWヴィニシウス・ジュニオールのクロスをFWカリム・ベンゼマが頭で合わせて先制。さらに同21分にはDFマルセロのクロスから、オーバーラップしたDFフェルランド・メンディが合わせて追加点を奪い、2-0のスコアで勝利した。
故障や出場停止により主力を欠きながらも、ヘタフェを相手に地力の差を見せつけたレアル。そんな試合において、ジダン監督が見せた怒りのシーンに海外メディアが注目している。レアルが2点リードして迎えた試合終了間際、ベンチにいたジダン監督はタオルで自身の顔や洋服を拭き終えると、右手に持っていたタオルを地面に投げつける行為を見せた。
スポーツ専門局「ESPN」アルゼンチン版は、ジダン監督が突然見せた怒りのシーンについて、「彼らは勝っている、ジズー! フランス人は怒りからタオルをひっくり返した。ジダンにとって緊張した週であり、スパイシーな会議の後、レアル・マドリードは2-0で勝利を得たが、平和ではなかったようだ。彼は怒りで床にタオルを投げた」と、驚きを持って伝えている。
今季はリーグ戦やスペイン国王杯での苦戦ぶりから、進退問題が盛んに報じられているジダン監督。過剰な去就報道に対し記者会見で怒りをにじませるなど精神的に穏やかではないことを窺わせてていたなかでの豹変ぶりに、海外メディアは脚光を当てていた。