久保建英は「一味違う選手」 レアルとの一戦に現地注目「自分の家への襲撃を狙う」
現地時間9日に自身の保有権を持つレアルと敵地で対戦予定
スペイン1部ヘタフェは現地時間9日、第1節順延分で強豪レアル・マドリードと対戦する。日本代表MF久保建英にとっては、保有権を持つレアルに対してのアピールの一戦となるが、スペイン紙も「自分の家への襲撃を狙うクボ」と伝えている。
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今季開幕前にレアルからビジャレアルへ期限付き移籍した久保だったが、ウナイ・エメリ監督の下で思うように出場機会を得られず、1月8日にレンタル打ち切りが決定。同時にヘタフェへの“再レンタル”が発表された。11日の第18節エルチェ戦(3-1)で途中出場で新天地デビューを果たすと、第19節ウエスカ戦(1-0)、第20節アスレティック・ビルバオ戦(1-5)で先発を飾った。
ビジャレアルではリーグ戦出場13試合(うち先発2試合)で計292分の出場だったのに対し、ヘタフェでは5試合(うち先発4試合)で計313分間プレー。こと出番に関しては、ホセ・ボルダラス監督からコンスタントに与えられている。
9日には3位レアルと敵地エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノで対戦するが、スペイン紙「AS」は「自分の家への襲撃を狙うクボ」との見出しで取り上げている。
「タケ・クボは見てすぐに注目を集める、一味違う選手。ヘタフェで彼が与えた刺激は素晴らしいものだった。新チームで練習せず、仲間を知らないままのデビューだったがエルチェ戦で2ゴールに関わり、チームの逆転に貢献した。日本人選手で気持ちの高まらないことがないよう、カンテラの別の宝石、バルサからカルラス・アレニャも(チームに)来ている。
ボルダラス監督はチームの中でとても重要な選手になること、シーズン終盤に大きな責任を追うことになることを約束。コリセウムへ来るように選手とレアル・マドリードを納得させた。監督は今、自分の言葉を守っているところで、クボは5試合で前半戦ビジャレアルで得た出場時間と同様の時間を得ている。エルチェ戦での活躍のあと、タケは交代退出しているものの、その後の試合で先発出場している。全試合時間の70%に出場、チームの連携プレーに関わり、多くのファウルを受け、初日以降冷え込んでいるゴールとの関係を改善する必要がある」
自身の保有権を持つレアルとの一戦でアピールできるか。記事でも、「クボの最大の要求は、自身を養ってくれている手に噛み付くこととなっている」と注目していた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)