香川の3得点に絡む活躍でドルトムントがヘルタに快勝 ドイツ杯決勝に進出

タイトル獲得を目指し、決勝でリーグ首位のバイエルンと激突

 ドルトムントは20日、DFBポカール準々決勝でヘルタ・ベルリンと対戦。先発出場した日本代表MF香川真司が全3得点に絡むなど躍動し、3-0の勝利に貢献した。この結果、ドルトムントはリーグ戦でも首位を争うバイエルン・ミュンヘンとの決勝に駒を進めた。

 ドルトムントは前半20分、ムヒタリアンのスルーパスを受けた香川が右サイドからクロスを送ると、一度はクリアされかけるも走り込んだMFカストロがこぼれ球を押し込んで先制。香川を起点に貴重な先制点が生まれた。

 さらに主導権を握ったドルトムントは香川のチャンスメイクから追加点を重ねていった。後半30分、カウンターから再び右サイドを抜け出した香川からのグラウンダーのクロスを、ロイスがうまく合わせて追加点。さらに同38分には中央の香川、ロイスとつなぎ、最後はムヒタリアンが合わせて3点目。今季前半戦、「ファンタスティック4」と称された強力攻撃ユニットのうち、足の指の剥離骨折で戦線離脱したFWオーバメヤンを除く香川、ロイス、ムヒタリアンの3人が躍動した。

 一方、ヘルタの日本代表FW原口元気は先発したが、得点なく後半19分にFWシーバーと交代でピッチを後にした。

 大勝で決勝戦に駒を進めたドルトムント。DFBポカールのファイナルは5月21日、ベルリンのオリンピアシュタディオンで行われる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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