食い違う本田とミラン新監督の”トップ下像” 「居場所は大きくない」と伊メディアは移籍を示唆

契約延長交渉から一転、去就問題が再燃か

 本田に対しては、これまでにプレミアリーグのトットナム、ウェストハムの両チームが獲得に興味を持っていると報じられてきた。またスペインの強豪バレンシアは、シンガポール人オーナーがインテルの日本代表DF長友佑都と本田を獲得したいとの意向を持っているとも伝えられた。そうした過去に報道があったチームの他にも、契約が残り1年になる夏のタイミングで獲得に乗り出すチームが出る可能性は十分だと言える。

監督交代により、不動のレギュラーから一転して「パンキナーロ(ベンチ要員)」と呼ばれたシーズン序盤の状況に逆戻りしてしまった感のある本田。救いは地元メディアで、同じ状況でも当時のような本田を揶揄するような論調ではなく、実力が認められた上で議論をされていることか。それでも、ピッチ上で自らのプレーを見せるためには、新監督の望むスタイルへの適合か環境の変化が求められるとの結論に至っている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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