ボローニャ冨安、“本職外”の右SBで高評価 伊メディア称賛「彼のポジション」
パルマ戦でフル出場、安定した守備力に現地メディア注目「整理されている」
イタリア・セリエAのボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋は、現地時間7日に行われたリーグ第21節パルマ戦にフル出場した。3-0の勝利に貢献した冨安に対し、イタリアメディアはサイドバック(SB)を「彼のポジションだと疑いはない」と評価している。
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ボローニャは前半のうちにFWムサ・バロウが2得点し、後半終了間際にはFWリッカルド・オルソリーニが追加点を奪った。右SBで出場した冨安は、後半40分過ぎにドリブルでかわされピンチにつながった場面こそあったが、それ以外はほぼ安定していた。
冨安のパフォーマンスに、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は「6.5点」を与え、「攻撃時に彼のサイドを押し上げていく時よりも守備時のほうが整理されたプレーをしている」と、守備能力の高さを評価した。
また、イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は冨安を「6.5点」とし「バロウの先制点があった後に、(ユライ・)クツカを封じたプレーは良かった。SBで出場すれば、いつも通りの安定したパフォーマンス。ここが彼のポジションだと疑いはない。ディアゴナーレ(最終ラインのポジション取り)を間違えることがない」と、今季にプレーした経験を持つ本職のセンターバック(CB)よりも高い評価を受けた。
イタリアでは右SBとして不動の評価を手にし始めた感のある冨安だが、それだけにCBに挑戦するタイミングも難しくなっていそうだ。このままセリエAでトップクラスのSBへとキャリアを積み重ねることになるのだろうか。
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