C・ロナウド、審判の時計に手を伸ばす珍シーンが反響拡大 「手首が真の主人公」
シュートはクロスバー直撃もロナウドはゴールを割っていると主張
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間6日に行われたセリエA第21節ASローマ戦(2-0)での行動が注目を集めている。先制ゴールを挙げ、追加点のチャンスで渾身の一撃はクロスバーを叩いたが、ゴールラインテクノロジーを確認しようと審判の時計に手を伸ばした。海外メディアは審判の「手首が真の主人公だった」とユニークに報じている。
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ロナウドは前半13分、スペイン代表FWアルバロ・モラタのポストプレーからのパスを受けると、ペナルティーアーク内で左足をコンパクトに振り抜く。グラウンダーの一撃は絶妙なコースに飛び、ゴール右隅に突き刺さって先制点となった。
得点ランク首位のロナウドはこれで今季16ゴール目としたが、前半22分にはさらなる得点のチャンスがあった。ペナルティーエリア内でパスを受けると、絶妙なトラップからシュート。ボールは相手DFマラシュ・クンブラに当たってコースが変わり、枠内に飛んだが、クロスバーを叩いて追加点とはならなかった。
しかし、ロナウドはボールが当たったのはクロスバー下で、ゴールラインを割っていると主張。ダニエレ・オルサート主審のノーゴール判定に納得がいかないようで、ゴールラインテクノロジーをチェックしようと、主審の時計に手を伸ばす一幕があった。
イタリアのポータルサイト「Virgilio.it」は、「ロナウド―オルサートのエピソードが人々の議論を呼ぶ」との見出しで、このシーンに注目している。
「オルサートは試合を進めるように命じたが、ロナウドはその決定に納得しなかった。オルサートに近づいていくと、ゴールラインテクノロジーの報告はなく、ゴールではないと説明した。彼の時計に通知が来ていないことがその証拠で、ロナウドが手首を覗き込もうとするジェスチャーにつながった。不思議なことに、オルサートの手首が真の主人公だった」
逆に、ルーマニアのスポーツテレビ局「Digi Sport」は、ゴールとそれ以外のシーンで注目を集めたことで、「この日はクリスティアーノ・ロナウドが主役」と伝えていた。