サウサンプトン南野、デビュー弾で日本人初の快挙! プレミアリーグ複数クラブで得点達成
0-2で迎えた前半30分に左足一閃! 日本人選手初の快挙に英メディアも注目
サウサンプトンの日本代表MF南野拓実は現地時間6日、プレミアリーグ第23節ニューカッスル戦に移籍後初先発を果たし、0-2で迎えた前半30分にいきなり移籍後初ゴールを決めた。このゴールが日本人初の快挙になったと、英メディアが注目している。
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南野は今冬の移籍市場最終日となった1日に、土壇場でサウサンプトンへの期限付き移籍が決定。チームは前節、マンチェスター・ユナイテッドに0-9と歴史的大敗を喫しリーグ戦4連敗。4試合1ゴールと深刻な得点力不足に陥っており、テコ入れが必要な状況下でラルフ・ハーゼンヒュットル監督は敵地ニューカッスル戦で南野のスタメン起用に踏み切った。
新天地デビューとなる南野は、左サイドハーフで先発。チームが前半16分、26分と失点するなか、同30分に大仕事をやってのける。左サイドのDFライアン・バートランドからのグラウンダーのアーリークロスをニアサイドで絶妙なタッチで受けて相手DF間を突破すると、トラップしたボールがやや前方に流れたものの踏ん張り、左足を一閃。強烈な一撃がニアサイドを破り、相手GKも反応しきれなかった。
サウサンプトンのデビュー戦でいきなり結果を残した南野。これでリバプールの一員として出場した今季第14節クリスタル・パレス戦に続く今季2ゴール目となったが、英メディア「Squawka」公式ツイッターは、「タクミ・ミナミノは、2つの異なるプレミアリーグクラブで得点した初めての日本人選手」と速報した。これまで日本人選手として複数クラブでプレミアリーグに出場したのは元日本代表MF稲本潤一(フルハム、WBA)と、同MF宮市亮(ボルトン、ウィガン、アーセナル)の2人だったが、稲本はフルハムのみで得点、宮市は無得点と2クラブ以上でゴールを記録していなかった。
出場機会を求めて期限付き移籍を決断した南野は、新天地デビュー戦でいきなり歴史に名を刻んだ。