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長期離脱中のロッベン、戦列復帰に意欲 「僕の辞書にギブアップという言葉はない」
フローニンゲン公式サイトがインタビュー、昨夏に現役復帰も負傷に苦しむ
昨年夏に現役復帰を果たしたフローニンゲンの元オランダ代表MFアリエン・ロッベンがクラブ公式サイトのインタビューに応じ、その中で自身の現状と戦列復帰への意欲を語っている。
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ロッベンは、昨年9月13日に行われたPSVとのエールディビジ開幕戦に先発したが、鼠径部を負傷して前半のうちに交代。第5節ユトレヒト戦で復帰したものの、その後別の箇所で痛みが出てきたため、チーム練習には参加せずに別メニューでのリハビリが続いている。クラブ公式サイトによると、ロッベンの2月中の戦列復帰がないのは確実だという。
インタビューの中でロッベンは、「いつ復帰できるのかについては、今後数週間以内に見えてくると思う。十分な展望を描けることが必要であり、しっかりと考えなくてはいけない問題でもあるけど、僕の辞書に『ギブアップ』という言葉はない」と復帰への強い意欲を口にしたが、その一方で、「今のところ、状況は良い方向には進んでいない。ふくらはぎの痛みで調整が遅れていたんだけど、痛みの種類が以前とは違ってきている。だから僕のリハビリの経過も直線的というわけではないし、この痛みが状況を難しくしている」とも語り、調整が順調に進んでいるわけではないことも認めている。
また、リハビリを始めてすでに3カ月近くが経過し、昨年12月には現地メディアの取材に対して「僕のキャリアは終わった」と弱気な発言もしていたロッベンだが、「僕は、サポーターから多くの支援と心のこもったメッセージを貰っていて、彼らにそのお返しがしたいと思っている。だから、サポーターのみんながスタジアムに戻って来ることができて、そして僕がピッチの上に立っている姿を今は思い描くようにしている。まだ道のりは長いし、上手く行くかどうかも分からないけれど、スポーツ選手として諦めたくないんだ」とも同選手はインタビューの中で語り、リハビリを続けるモチベーションとしてサポーターの存在を挙げている。
状況は決して楽観視できるものではないが、復帰を待ち望むサポーターの思いに応えたい一心で懸命にリハビリに励んでいるというのがロッベンの現状のようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)