好調チェルシー、クロアチア代表MFがトゥヘル新監督の“3つ要求”を明かす 「3試合で…」

チェルシーでプレーするクロアチア代表MFマテオ・コバチッチ【写真:Getty Images】
チェルシーでプレーするクロアチア代表MFマテオ・コバチッチ【写真:Getty Images】

チェルシーはトゥヘル監督就任後、2勝1分けの好調を維持

 チェルシーは成績不振により、就任2年目のフランク・ランパードを解任し、パリ・サンジェルマン(PSG)を離れたばかりのトーマス・トゥヘル新監督を招聘した。監督交代の影響を、チームの中軸であるクロアチア代表MFマテオ・コバチッチが語っている。英紙「デイリー・メール」が報じた。

 トゥヘル監督の就任後、初戦のウォルバーハンプトン戦こそ、スコアレスドローとなったチェルシーだが、その後はバーンリーに2-0で勝利し、トッテナムにも1-0で勝利した。新監督の体制では2勝1分けとリーグ戦無敗のチェルシーは、強豪トッテナムとの試合では58%のボール支配率を誇り、シュート数では18対7で圧倒した。

 この3試合にフル出場しているコバチッチは、「この3試合で僕たちは、とても向上したと思うし、勝ち点7を得ることができた。でも、1試合ずつ戦っていき、できるだけ上位に進出したい。それができるチームだと思っているよ」と手応えを語り、「バーンリー戦でも同じだったが、(トッテナム戦でも)最後の15分、1-0でリードしていたけれど、もっと点を取ることができた。これが僕たちの課題だ。試合を終わらせること。努力しないといけない」と、現在の課題を挙げた。

 そして、コバチッチはランパード前監督とトゥヘル監督の要求の違いについて、「彼(トゥヘル監督)は、要求が明確だ。素早く前進すること、チャンスを多く作ること、敵陣で試合を進めること。僕たちはこの3試合でとてもよくなったと思うけれど、もっともっと良くなるし、自信もついてくると思う」と、上位浮上に自信を見せた。

 クラブの歴代最多得点者だったランパード監督を解任したチェルシー。6位にまで浮上したが、3シーズン連続のUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得は果たせるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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