奥川雅也、ブレーメン戦で新天地デビューか 堂安と“両翼コンビ”先発をブンデス公式予想
ザルツブルクからビーレフェルトへ期限付き移籍で加入した奥川 監督が会見で言及
ザルツブルクから今季終了までの期限付き移籍でビーレフェルトに加入したMF奥川雅也が、現地時間7日に予定されているブンデスリーガ第20節ブレーメン戦でドイツデビューを果たす可能性が高いようだ。ウーベ・ノイハウス監督が会見で言及している。
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2015年6月に京都サンガからザルツブルクに加入した奥川は、昨季は公式戦33試合に出場して11ゴール6アシストの好成績を残したが、今季になって出場機会が減り、リーグ戦でもここまでノーゴールと結果を残せていなかった。そこで、冬の移籍市場を利用してビーレフェルトでシーズンの残りを過ごすこととなった。
その奥川について、5日に行われた定例記者会見で質問を受けたビーレフェルトのウーベ・ノイハウス監督は、「新しく加わった2人の選手は、どちらもトレーニングでポジティブな印象を与えてくれた。マサヤは少し控えめな性格で、ミヘルは生きる喜びに満ちた典型的なオランダ人という感じだ。2人とも日曜日の試合でメンバー入りする可能性は十分にある」とコメントし、冬の移籍市場で獲得したMFミヘル・フラップとともに奥川のブレーメン戦での起用も示唆している。
また、ブンデスリーガの公式サイトによる20節各試合の予想スタメンでは、奥川は中盤フラット型の4-4-2を基本布陣とするビーレフェルトで左サイドハーフの先発メンバーとしてリストに加えられている。この布陣が実現した場合、ブレーメン戦では奥川と日本代表MF堂安律がビーレフェルトの両翼を担うことになる。
2008-09シーズン以来12季ぶりにブンデスリーガで戦っている昇格組のビーレフェルトだが、前節は残留争いのライバルであるケルンとの直接対決を1-3で落としてしまい、順位も2部3位との昇格プレーオフに回らなくてはならない16位まで落ちた。残留争いから抜け出すには勝利が必要な試合であり、そのため実際に出場することになれば、奥川にも新戦力として勝ち点3を引き寄せてくれるような活躍が求められる一戦になりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)