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チームメイトからも称賛される香川の技術力 「時に2、3人のマーカー相手にもプレーできる」
同僚からも愛される香川
ドルトムントでの復帰戦となったフライブルク戦で凱旋ゴールを決めたMF香川真司が親友で同僚MFケビン・グロスクロイツから「テクニック的に際立っていた」と絶賛されている。
香川の復帰戦で勝利した後、グロスクロイツはドイツ地元紙「ルール・ナハリテン」のインタビューに応じた。
「あなたとシンジ・カガワはすぐに連携の良さを見せることができたと感じていますか?」
そう問われたグロスクロイツは「一番大事なことは我々が勝利したこと。でも、それは事実だ。僕は彼とピッチ上で離れても、すごくいい関係を築いているんだ。親友で彼がマンチェスターに移籍した後にも頻繁に連絡を取っていた。僕らの力がどれだけ素晴らしいか、ピッチで示すことができたよ」と香川とピッチ上で共に戦い勝利できた喜びを語っている。
今季、香川はマンチェスター・ユナイテッドでルイス・ファン・ハール監督にトップ下の控えという扱いを受け、カップ戦要員に位置付けられた。そしてリーグカップ初戦で3部MKドンズに惨敗時には軽度の脳震とうによって早々にピッチを去った。その後、香川は指揮官から戦力外通告を受けたという。
この苦しい時期にグロスクロイツは電話でドルトムント復帰を呼びかけ、古巣への移籍が決定した時にはインスタグラムで「ついに帰ってくる」と大歓迎していた。
香川の復帰により、強豪に何か変化は生まれたのだろうか。グロスクロイツは「彼はテクニック的に上位に位置している。時に2、3人のマーカー相手にもプレーできる。すごく楽しいんだよ」。ドルトムントは負傷者続出の状況にあり、その窮地にタイミング良く凱旋した僚友の活躍を自分のことのように喜び、その技術力の高さを称賛していた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web